タイトル名   メーカー、ブランド名   総プレイ時間  
HaremじゃないよKingdom シャルローネ&マルー編   SMEE   3 時間前後  
                                       
シナリオ    グラフィック   音楽    キャラクター   総合点数    個人的評価  
B(21/30)    B(14/20)   B+(15/20)   B+(23/30)   B(73)    B+  
 
初めに(前書き)

今回のレビューは ハーレムキングダム のファンディスクと言える
ゲームです。そのため、本編にあたる ハーレムキングダム に関する
ネタバレ がいくつかあります。その事を理解された上で、納得された
方にこのレビューを読んでいただければ幸いです。それから、今回の
レビューでは、本編のもう 1 つのファンディスク。 Haremじゃないよ
Kingdom 光&ソフィーヤ&キキ編 については VOL01 と省略して記載
している事も合わせてご了承下さい。

総評

基本的な内容は VOL01 のレビューで書いている内容と似ています。
各ヒロインと主人公の 一対一の関係 の描写については、しっかりと
描けていましたし、シャルローネとマルーの思いや気持ちと言った
部分の表現もよく出来ていたと思います。ボリューム面では多少の
不満はありますけど、抑えるべき所はしっかりと抑えていたのでは
ないでしょうか?いずれにしても本編でシャルローネとマルーが好きな
人なら買って損はないと言える内容にはなっていたと言えます。

あらすじとプレイについて

超簡単にまとめると 本編後の各ヒロインと一対一で日本での生活を
楽しみながら関係を深める。以上です。正直これ以上は書くことが
ありません。
 
総プレイ時間は 3 時間前後で、最初に各ヒロインを選択して個別
ルートに入る形です。攻略順はシャルローネとマルー。どちらから
でも大丈夫です。お好きにどうぞ。

シナリオ

VOL01 と同じで共通ルートなしで、いきなり各個別ルートへと突入
します。個人的な意見としては VOL01 よりも主人公とヒロインの
一対一の関係 の描写の方を若干重視していたように感じました。まあ
誤差の範囲だと思いますけど。個人的には癖の強いシャルローネと
マルーと言う 2 人のヒロインの内面の不安や葛藤と言った部分に
焦点を当てながらも、本編を経験する事によって内面が若干の成長を
見せた主人公が 2 人のヒロインに上手く寄り添っていた描写などは
良かったと思います。現代での短い新婚旅行のようなものでしたが
2 人のヒロインの魅力を上手く引き出しながら、多少の笑いを交えて
締めるべき所を締めて、本編でのエピローグへ続く流れを作っていく。
ある意味ではファンディスクとしてプレイヤーが求める理想の形の
体現と言える内容ではないでしょうか?でも、やっぱり本編で見せた
ヒロイン同士の会話や、やり取りの面白さ。これも欲しいと思って
しまいます。やっぱり本編でこの描写が魅力的だったからですね。
まあ、コンセプトとの両立が難しいので難しいのは理解しています
けど。シナリオのまとめとしては、ボリュームは多くはないですけど
登場人物の魅力を上手く引き出しながら、まとめ上げた内容になって
いたと言った感じです。

グラフィック

基本的には VOL01 のレビューで書いている内容と一緒です。少し
シャルローネとマルーの一枚絵のクオリティーが本編よりも劣って
いるように感じました。それと、背景をここのメーカーの過去作品
からの流用と言うか使いまわしている件については、個人的には
そこまで気にしてはいないです。今後、それを乱用しまくるような
事態になったら評価の際に減点するかも知れませんが。

音楽

音楽に関しては正真正銘 VOL01 のレビューで書いている内容以外に
書くことがないので、省略します。

キャラクター

本編と VOL01 と、このゲームも含めての最終的なヒロインの好きな
順番は 光>シャルローネ=マルー>キキ>ソフィーヤ と言う形に
なりました。私の予想通りに光の牙城を崩す事はシャルローネとマルー
にも出来ませんでした。ですが結構善戦したと思っていますよ。今回
シャルローネにせよマルーにせよ今までと違う一面を上手に描写出来て
いました。この ギャップ は破壊力がありましたし、シャルローネと
マルーが好きな人にはたまらないものだったのではないでしょうか?
私としても結構グッとくるものがありましたね。こう言った本編では
描写しきれていない一面を見られるのもよいものです。そんな 2 人
でも光を上回る事は出来ませんでしたが、まあ、これは仕方ないです。
光が強すぎただけですので。それと VOL01 でも感じましたが、この
ゲーム内でも本編と比べて主人公の内面部分の成長を感じましたね。
まあ、根本的な部分は変わっていないですが、ヒロイン達に対して
ああやって寄り添えるようになった主人公は素直にいいと思います。

Hシーン

各ヒロインに 2 回づつなんで合計 4 つのシーンが収録されています。
本編とは違い、Hシーンも全て一対一となっています。Hシーンでは
シャルローネはク○ニからの飲尿や、本番からのアナル。マルーは手
コキからの本番にフェラからのエロい下着での本番。本編と比べて
濃いめだったと思います。もっとも、私は飲尿が好きではないので
VOL01 ほどHシーンでは興奮してはいないですけど。

最後に一言

予想の範囲内ですが十分に楽しめました。欲を言えばもう一歩
意外性が欲しかった。



 
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